こんばんは、戯言草々です。
以前書いたサッカー関連記事で「日本代表を応援する気が失せた」と書いたものの、いざ始まってみると日本代表含むほぼ全戦を観戦しております(笑)。

ハリル電撃解任のやり方でサッカー協会への疑念からサッカー熱が少し下がりましたが、始まったら日本代表戦をハラハラしながら見ております。
さて表題の通り、日本代表は見事グループリーグを突破したわけですが、今回のロシアワールドカップを観戦しながら思ったことなどをここで中間総括したいと思います。
総括店は大きく分けて3つ。
1.強豪国の苦戦
2.日本代表そこそこイケそう
3.遅延行為の是非(西野監督)
今回はドイツのグループリーグ敗退などに見られる「1.強豪国の苦戦」について思ったことを書いていこうと思います。
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ドイツやアルゼンチンなどサッカー強豪国の苦戦。
とにかくビックリというか残念というか…。
まさかのグループリーグ「ドイツ」敗退。
これだけに限らずアルゼンチンの「初戦引き分け」「2戦目惨敗」など、いわゆるサッカー強豪国の苦戦がグループリーグでは印象に残っています。
結果的には劇的な3戦目の勝利でアルゼンチンはグループリーグを突破しましたが…。
まぁイタリアやオランダが予選で敗退していたり、毎回ワールドカップで「強豪国の苦戦」がありますが「今回は少し毛色が違うかな!?」とも思っております。
・世界全体のレベルが上がってきた感じがする
今回感じた「毛色が違う」という理由はこれに尽きます。
以前までのワールドカップにおける「強豪国の苦戦」に関しては実力的にというよりかは別の要因が大きかった印象があります。
審判の誤審であったり、メンタル的な面であったり。
ただ今回は「実力的な拮抗」による強豪国の苦戦をいつも以上に感じました。
これは単純に「面白い試合が増えた」とも言えます。
長くワールドカップはヨーロッパ&南米の独壇場でありましたが、今回は残念ながらグループリーグ突破は出来なかったアフリカ勢が彼らをかなり苦しめたと思います。
ポーランドに勝ったセネガルや、アイスランドに勝ったナイジェリア、その他負けはしたものの勝ってもおかしくない試合や、「強豪国より?」と思わせられる審判の判断も数回ありそれがなければ本当に勝敗が分らない試合が多かったと思います。
特にセネガルなどは身体能力の高さに組織的機能も見せており、今後のアフリカ勢のさらなる躍進を期待させるに十分な出来ではないかと思われます。
アフリカ勢だけに限らず、アジア、北中米など全体的な底上げがなされれば、今後ワールドカップがより一層楽しめそうですね。
ただ、強豪国の苦戦は全体的な底上げだけが原因ではないでしょう。
4年間毎に実力を上げ続けるのは強豪国でも難しい…
ハリルホジッチ監督の頃から「日本は何も積み上げていない」など揶揄もされ、実際に2014ブラジルの時から個人的にも「あの時より強いのかは分からないな」という感じでしたが、どうやら今回のグループリーグを見ている限りそれは日本だけではなさそうです。
特に感じたのは……、やはりドイツです。
前回のブラジルワールドカップではあのブラジルを大量得点で負かすなど圧倒的な強さを見せたドイツでしたが、今回はまったくその「強さ」を感じさせない試合ばかりで…。
すごい面々が揃ってはいますがいわゆる「スーパースターだらけ」のチームというより、そこまで突出はしていないが個と組織力が高いレベルにあり、とても層が厚いのがドイツだと思っていたので今回のようなグダグダ感は予想が出来ませんでした。
これを見ただけでも「4年間の積み上げ」などと代表はよく言われたりしますが、そもそも大した期間合同練習をしないワールドカップに関しては「積み上げ」というのは無いのかもしれません。
厳密にいうと戦術レベルでの「積み上げ(理解度)」はあっても、個々のレベル(体力・技術・連携)面での積み上げなどはないのかもしれないなと。
たまたまその時期に世界で戦える「体力的にも技術的にもピークに達している選手」をどれだけ集められるかが、ワールドカップでは最も重要なことなのかもしれませんね。
なんか当たり前のこと言っていますね(笑)。
本日のまとめ。
今回はロシアワールドカップにおける「強豪国の苦戦」について色々と書いてきましたが、他にもアルゼンチンの「メッシ」&ポーランドの「レヴァンドフスキ」などに見られる「スター頼り」にも限界の見られるロシアワールドカップであります。
まだ日本は強豪国と比べれば「色々試しやすい」国内環境であると思います。今回出ている30歳オーバーの選手は次回ワールドカップは難しいかもしれませんが、出来れば今後出てくる18~20代前半の若手と今回出場している20代の選手が上手く融合した日本代表チームを次回見られればと思います。
香川や乾、吉田はギリギリかな…、大迫や柴崎、原口はいけそう。
次回は「日本代表そこそこイケそう」について書いていきたいと思います。
それでは。
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