こんばんは、戯言草々です。
前回の記事では到着したばかりの「プルームエス2.0&旧プルームエスの比較レビュー」をご紹介しましたが、今回はアイコス3とプルームエス2.0を実際に併用している私がその「味/ニオイ/使用感」について思うところを書いていこうと思います。
去年の記事ではありますが「旧プルームエスでアイコスユーザーは満足できるのか!?」で書いた通り、旧プルームエスに関しては清掃面以外は喫味の継続時間の短さ・ベイパー量の少なさなどから「アイコスユーザーは満足できない!!」と断言をしました。
さて、新しくなったプルームエス2.0は果たしてアイコスと比較すると前回の評価を覆す製品になっているのでしょうか!?

目次
【簡単比較】購入価格やランニングコストについて。
味やニオイなども大事ですが、まずはお金の話を先にします。
【本体価格】
・プルームエス2.0…3,980円
・アイコス3…9,980円
・アイコス3マルチ6,980円
アイコス3やマルチの価格は発売当初より安くはなりましたが、新型であるプルームエス2.0に比べると価格はかなり高いですね。ただ、旧プルームエスが発売当初は7,980円だったので、単にJT側が弱気になって価格を最初から低く設定しただけとも考えられますが。
ランニングコストに関しては対象が「故障した場合/1日に消費する専用たばこスティック価格」になると思います。
故障に関して言えばアイコス系の本体の方がトラブルが多い印象です。実際に私はプルームテック系での故障や交換などはした事が無いですが、アイコス系に関しては交換や故障と思われる挙動を感じた事があります。
ただし、今ではアイコスの故障対応や補償内容も悪くなく、これに関してはそこまで気にする必要はないかもしれません(※2台持ちなら)。
ここら辺の故障やトラブル情報などはTwitterなどで情報収集をすればある程度判断が出来ると思います。
専用たばこスティックに関して言えば
・プルームエス専用たばこスティック
→価格460~490円(2種類の価格帯)
・アイコス専用ヒートスティック
→470~530円(3種類の価格帯)
こんな感じです。
若干ですが「プルームエス専用たばこスティック」の方が価格は安いです。
こればかりは個人の嗜好などもありますが、一番安い価格帯だと「毎日1箱使用した場合は年間で3,650円の差」となり、一番高い価格帯だと「毎日1箱使用した場合は年間で14,600円の差」となります。
年間10,000円くらい違うと「ん!?」って少し感じますね。
プルームエス2.0とアイコスの味の違い(メンソール)/キック感について
それではプルームエス2.0とアイコスの喫味(タバコ感)をメンソールで比較したいと思います。
味の傾向としては、
・プルームエスはタバコ葉独特の風味感がある。
・アイコスは紙巻きタバコ特有のシケモク感がある。
これを紙巻タバコを吸っていたは感じられると思います。
メンソール感についての違い
メンソール感に関しては最初は一瞬プルームエス2.0の方が感じられるかもしれませんが、継続性が無いため最終的にアイコスの方がメンソール感を感じます。
これは選ぶ専用タバコでもメンソール感に違いがあるでしょうが、恐らくどれを選んでもプルームエス2.0の味の継続性の無さは変わりませんので、全体に及ぼす影響はさほど無いものと思われます。
キック感についての違い
実機レビューでも書きましたが、メンソールたばこにおけるキック感は「そもそもメンソールのスーッとした感覚」でどちらの機種もぼやけますが、アイコスの方がのどに来る感じはやはりします。
これも結局は「味の継続性」に関わることで、アイコスの方が時間内に最後までキック感は感じますから、そこがプルームエス2.0との違いになります。

プルームエス2.0とアイコスの「専用たばこスティック」におけるニオイの違いについて。
ニオイに関してはベクトルが違うというか何というか…。
ひとつ言えるのはどちらも喫煙時に無臭ではありません!!
ニオイについてはプルームエスはこんな意見が多い。
・よく言えばチョコレートっぽい
・なんか雨の日の落ち葉のニオイみたい
・どうもろこしを茹でてる時のニオイ
・穀物をいぶした時のニオイ
・コーヒーを飲んだ後のカップのニオイ
対してアイコスはこんな意見が多いです
・紙巻きたばこのシケモクっぽいニオイ。
・普通のタバコよりくさい。
・車内で吸われると酔う。
個人的にもクサいのはアイコスだと思います。
アイコスの方が高加熱であり、吸い終わった後のヒートスティックの焦げつき方を見ても「タバコ葉を燃やした感」はアイコスなんでしょうね。プルームエスは吸い終わったタバコスティックを見ても、まったく焦げつきなどありませんからね。
無臭に近いのは「普通のプルームテック」か「プルームテックプラス」になります。
ベイパー量(吐き出せる煙の量)の違いについて。
ベイパー量に関しては最初の「5吸い目」くらいまでは、プルームエス2.0とアイコスはほぼ互角に感じられます。「6吸い目」以降はプルームエス2.0はアイコスより多少ベイパー量が落ちる感がありますね。
ただ、アイコスもそこまでベイパー量が継続できるわけではないので、喫味やキック感ほどはその差を感じる事はないかもしれません。
ベイパー量だけならプルームテックプラスですね。
清掃面や持ち運びなどの使用感の違いについて。
清掃面について
清掃に関してはプルームエス2.0はアイコスほどは面倒ではありません。
というかアイコスは清掃が本当に面倒ですね。20本くらい吸ったら清掃しないと雑味がすごくなってきますから。その点、プルームエス2.0に関してはそこまで清掃に気を遣う必要はありません。
持ち運びについて
この画像では分かりにくいかもしれませんが、ポッケに入れたりした場合にかさばるのはアイコス3&アイコス専用たばこスティックです。コンパクトにまとまるのはプルームエス2.0&プルームエス専用たばこスティックですね。
重さはそこまで両機種ともに変わりませんが、ポッケに入れた場合の占有率はアイコスの方が大きく、プルームエス2.0の方が携帯しやすいです。まぁこれは鞄などに入れて持ち運ぶ方には関係ないですが、私の様に胸ポケに入れたい方などはこの大きさの違いについては気になるかもしれません。
ただし、これはアイコス3DUOなどの話で、アイコス3マルチならプルームエス2.0よりもかさばりません。
故障については後日。本日のまとめ。
というわけで本日は「プルームエス2.0とアイコスの違い」についてご紹介しました。
私自身が比較した感じは旧プルームエスほどは「アイコス民は満足出来ない!!」と感じませんでしたね。たしかに「味の継続性の無さ」に気になる部分がありますが、アイコス独特のニオイや価格、清掃面や携帯性を考えるとプルームエス2.0を選ぶ方がいても不思議ではありません。
また、アイコスではよく故障などがありましたが、新型のプルームエス2.0も今後故障やトラブルがどうなるかは分かりませんので、購入を検討されている方はTwitterなどでそこら辺の情報を収集した方が良いとも思います。
ちなみに私だけかもしれませんが、プルームエス専用たばこスティックを半日くらい吸った後にアイコスを吸うと…

アイコスが非常にまずく感じる!!
これって理由はよく分からないのですが、プルームエス専用たばこスティックに慣れてからアイコスを吸うと「プラスチックが燃えた味」がするんですよね。
この理由、だれか教えてください。
それでは。
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