こんばんは、戯言草々です。
最近というよりかはここ数年ではありますが、若手や新入社員からこんな質問をよくされます。
やっぱりタバコを吸った方が出世できますか?
※実際にはもう少し回りくどい言葉で聞かれますが、要約するとこんな感じの質問になります。
自分自身が喫煙者であり当ブログにおいてIQOSやプルームテックについての記事を沢山書いておきながらではありますが、まぁそんな時は「出世と喫煙は関係ない」とバッサリいきます。
しかし、タバコを吸わない最近の若者にこのような悩みというか疑問があるのは確かのようです。
ですので、本日は久しぶりに「ビジネス処世術」を書いていこうと思います。
内容はもちろん、
喫煙と出世について。
タバコを吸わない若者達よ…団塊世代ジュニアに負けるな!
喫煙する方が社内コミュニケーションが取りやすいという罠
まず、タバコを吸わない若手や新入社員が勘違いしている事のひとつに、タバコを吸っているほうが社内コミュニケーションが上手くいきそうというがあります。
そのほうが上司にも気に入られそうという考え方ですね。
まぁ目先の上司より「気に入られるべきなのは人事である」という事はすでに当ブログで書いておりますので詳細は割愛しますが、そもそも喫煙者が出世できるならそんなに楽な話はありません。
良く観察してみてください。
喫煙している上司は多いですか!?
たしかに、上司世代の喫煙率は若い年代よりかは高いでしょう。
しかし、すべての上司が喫煙している会社なんて今ではそんなに多くはないでしょう。上司世代は当然ですがそろそろ種の保全を意識し、健康に気を遣っているはずですからね。
そして、喫煙者の方がコミュニケーションが取りやすいというのは罠です。
罠というか正確な言葉ではありません。
正確に言うのなら…
コミュニケーションの機会が増える可能性がある
これになります。
しかし、考えてください。
喫煙以外にも十分にコミュニケーションの機会はあるはず。
喫煙時間は非喫煙者から見れば「簡単にコミュニケーションが取りやすそう…」と思われそうですが、それは表面的な部分に目がいっているだけです。
実際に喫煙時間に話している内容なんて…
会社への愚痴
奥さん(旦那)への愚痴
キャバクラの話
これくらいです。
こんなものが出世に関係すると思いますか?
愚痴や馬鹿話をしてるだけの人間を本当に評価すると思いますか?
違います。
実際に評価されてる/出世しているのは、喫煙時間(コミュニケーションの機会)を上手く利用して、自分をしっかりアピールしている人間だけです。
つまり、非喫煙者は喫煙時間以外にコミュニケーションの機会を作り、その機会にしっかり自分をアピールすれば良いだけです。
ー注意点ー
ただし非喫煙者で出世するタイプは、自分はタバコを吸わなくても喫煙室などに頻繁に顔を出すなりして、コミュニケーションの機会を増やす努力をしています。
大切なのはこの努力です。

出世において喫煙者が抱えるリスクはかなり高い
次に説明するのは、
出世において喫煙者が抱えるリスク
についてです。
社内を見渡してください。
こんな人や上司はいませんか?
禁煙に成功し、喫煙者に対して攻撃的な人。
かなりいるはずです。
もともと喫煙者で禁煙に成功した場合、その方はもともと非喫煙者である場合よりも喫煙者に対して攻撃的である傾向が間違いなく多いです。
その理由はここでは説明しませんが、これはコミュニケーションの機会が増える可能性が高まる事よりも圧倒的にリスクが高まるという事。
薄々気づいている方も多いでしょうが、出世において大事なことは「いかにリスクを軽減させるか」これになります。
喫煙者に対して攻撃的な方がいる以上、そのリスクは犯さない方が出世への近道であります。
そしてこのリスクは社内だけに限らず、取引先など社外においても言えます。
もし取引相手が禁煙者だった場合、営業マンが喫煙者であることが分かれば「なんだ、自己管理も出来ないのか」などと最初から相手にされない可能性が高まります。
逆に取引先の相手が喫煙者であっても、タバコを吸われても嫌な顔せずにニコニコ会話をしていれば問題はなく、タバコ以外の会話のネタやコミュニケーションの機会(ゴルフなど)を設ければ良いだけです。
今の時代、タバコを吸わない若者が増えているなんて喫煙者は分かっております。
非喫煙者であってもしっかり喫煙室に顔を出していたり、喫煙されても嫌な顔さえしなければ、タバコを吸わないからといって「付き合いが悪い」なんて思う方はおりません。
それよりも、喫煙者である方がリスクは高まります。

ビジネス処世術:喫煙について。本日のまとめ。
というわけで本日は「喫煙と出世は関係ない事」について簡単に説明すると言いながら、だらだらと偉そうに書かせて頂きました(笑)。
決して、タバコを吸わなければ出世できるわけではありません。
出世において大事なことは…
リスクを減少させる/犯さない
コミュニケーションの機会でなく努力
自己アピール能力
これです。
「上司の見極め方」や「沈黙は金」という記事でも書いたように、たしかに実力も大事ですがそれ以上にこの3つを意識しクリア出来た者が最後には出世し生き残ります。
給与が基本的に低い若手や新入社員は、タバコに大切なお金を使うよりも“身だしなみ“などに使うべき。
タバコ以外の会話のネタを収集することを努力して、自分の大切なお金を使うべきです。
まぁ喫煙者である私がこれを言っても説得力ないですね(笑)。
それでは。
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