こんばんは、戯言草々です。
本日は「何故サッカーは人気が落ちてきたのか」こちらについて書いてみたいと思います。一部地域(浦和とか)では町ぐるみで凄い人気なんですが、全国的にそれが広がらないのは何故なんでしょうか。
香川や本田、長友などサッカーファンでなくても認知されている選手がいるうちにその原因を探る必要があると思います。
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目次
最近の日本サッカー。「人気低迷」はなぜなのか!?
最近の日本サッカーにおける人気の低迷。一時は野球にとってかわる勢いだったのが、今ではまるで斜陽産業のような扱いもされています。
ついこのあいだまでは人気がすごかったんですけどね。
さて原因は何なんでしょう?
考えられる原因としては
・自信満々だったのに、W杯でぼろ負けした。
・少子高齢化により、サッカーへの関心がある年齢層減。
・海外組に関心が集中し、国内に目がいかない。
・その様に誘導したメディア&スポンサー。
・携帯ゲームの方が面白い。テレビを見ない。
ここら辺が考えられますよね。
それでは一つずつ検証しましょう。
選手もメディアも自信満々。結果、W杯ぼろ負け。
まぁね。これは正直しょうがないかなと思います。
本田にしても長友にしても、そう言うしかないですよね。背水の陣として。
ただまぁ、いつか自分たちを鼓舞するための「その言葉」が多少、自意識を肥大化させたところもあったと思います。恐らくメディアも「あれ?これイケるんじゃない?」って感じで煽ったんでしょう。
ただあれだけイケる感を出せば、ボロ負け時の落胆は当然酷くなりますからね。やっぱりハードルを上げ過ぎちゃダメですよね。
今から面白いこと言うから!みたいなモンですから(笑)。
どちらにせよ、これによる人気離れは今さら取り返せないですね。

少子高齢化により、サッカーへの関心がある年齢層減。
これは人口構成上、改善はほぼ無理です。
「大人になって急にサッカーファンになる」ちょっと考えにくいですね。
・男性ならサッカーで遊んだ、部活をしていた。
・女性ならサッカー部に好きな人がいる。
例えばこんな感じで、子供のころから多少なりともサッカーに関わらないと難しいでしょう。
よってこれが人気低迷の原因なら対策は難しいですね。
海外組に関心が集中し、国内(Jリーグ)に目が向かない。
これも難しいですね。
まぁ国内リーグの宣伝の仕方にも問題があるんでしょうが、相手は世界ですからね。しかもこれを否定してしまうと、そもそも資本主義を否定することになりますからね。
よって、これはしょうがない。回避策としては「広島カープ」のような町ぐるみ感をもっと各国内チームが目指すしかないですね。
それも成り立ちから考えないといけないので難しいですが。
その様に誘導したメディア&スポンサーの責任は!?
メディアの責任は大きい!
と言いたいところですが、こればっかりは何処にも責任はないでしょうね。
NHK以外は、メディアもスポンサーもおのれの利益を追求する営利企業ですからね。これを否定や糾弾してもしょうがありません。
よく「選手選考にスポンサーが絡む」など非難をされていますが、これも糾弾してもしょうがないと思いますね。本質はそこではないでしょうから。
携帯ゲームの方が面白い。みんなテレビを見ない。
携帯ゲームをしているかは分かりませんが、テレビ離れはそうなんでしょうね。
ただこれもある種の構造不況なので、突き詰めてもしょうがありません。
ん~こうやって見ていくと、思いつくサッカー人気低迷原因に対する「対策」がなかなかないですね。
それでも、どうすればサッカー人気が回復するのか?
「試合中の駆け引き」という名のズルを捨てる!
先日の記事でも少し触れましたが、人気低迷というよりかは「根幹的な問題」がサッカーにはもともとあると思います。
それは「ずる賢さ」ってやつです。
よく解説とかでも聞こえる、試合中の駆け引き(時にはズルをする)ですね。
サッカーにおいて必要とされるその「ズル賢さ」は、そもそも日本人には受け入れ難いはずなんですよね。
なんせ何年も道徳の授業を受けてきたわけですから。
それが自分から派手に転んで「イタイっ、イタイっ」てされてもね(笑)。
ただこれを改善しても見ている人間が気づくのが難しいですね。
もうズルはしません!ってアピールされても困りますし。
海外組が活躍をし続けるしかないのか!?
また、本田・香川・長友らが海外で活躍していた数年前は
「うわっ!日本人でも海外で活躍できるんだ!」
ってな感じで国民を高揚させました。
しかしその様な状況でも徐々に「本田ベンチ外!香川ベンチ要員!」などのニュースが流れれば、当然国民の関心は低くなります。
ですので海外組が「継続的な活躍」を続けることが難しい以上、それで人気を回復させるには現状ではなかなか難しいです。そしてそれは海外で活躍するだけでは「人気の回復」を継続的に維持させるのは難しいとも言えます。
なかなか解決策が見つからないですね(笑)。
やっぱり国内「Jリーグ」がカギ!ヒーローが必要!
こう考えていくと「特効薬」がない以上、国内リーグを粛々と頑張るしかないと思うんですよね。サッカーを盛り上げるのは「国内リーグ」、これを改善するしかないです。
そして盛り上げるには当然ヒーローが必要になると思います。
ある種のマスコットとしては芸人さんみたいな「親和性の高い選手」が国内にはゴロゴロいると思います。しかし芸人さんはヒーローではないんですよね。
ヒーローに関しては「親和性」とベクトルが逆である場合が多々あります。
カズ(キング)も昔は今みたいな感じゃなく、ギラギラしてましたもんね!
「物語性はあるが決して庶民的ではない。」
表現がとても難しいですが、その様な存在が必要なんでしょうね。中田ヒデさんとかもこちらのタイプでしょうか。まだ若いですが、久保建英選手とかがいずれそうなってくれれば良いですね。
そう考えると国内に「ヒーローとして成立する様なJリーグ選手」が育つ環境を整備することが急務でしょうね。
そしてそれは少し極論になりますが、決して既存クラブにおいて意識が肥大化したユース等の選手ではなく、別の何者かであると思います。
やっぱり、カズ選手が日本人は好きなんですよね。
オリンピック競技よりかは恵まれた環境にあるサッカー。それがかえってあだになっているのかもしれませんね。
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最後にまとめ。ますが、、。
やっぱり国内の充実。内需拡大がサッカー人気の回復のキモとなりそうですよね。なかなか難しいでしょうし、もう取り組んでもいるでしょうが待ってるだけじゃダメですから。
話は変わりますが、
サッカー代表で国歌斉唱をしていない選手をたまに見かけますが
そのまま家に帰れっ!
って思います。そういう細かいところを考えていく事からだと思うんですよね。国民的スポーツにしていきたいなら。
ラモス瑠偉を応援したのは、そういう所がばっちりだったからでしょう。
最後は少し愚痴っぽくなりまして、すみません。
本日も最後までご覧いただきありがとうございます。
それでは。
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