こんばんは、戯言草々です。
10月11日にJTから発表された
プルームテック新デバイス「白いプルームテック」。

10月23日にフィリップモリスから発表された
新型アイコス「アイコス3」「アイコス3マルチ」。

今回は今月2社から発表された新製品の状況などから、JTとフィリップモリスという2社の違いについて考察をふくめて書いていこうと思います。
プルームテックの「白いデバイス」…、
この時期に新型プルームテックを投入が出来ないのは、フィリップモリス社との戦いを進めていくうえでやっぱり厳しいですよね。
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目次
新型アイコスを発表出来たのはヒートスティックへの自信
※公式HPから引用
まずは、アイコスから触れていきたいと思います。
このボーナス&クリスマス商戦時期に「新型アイコス」をフィリップモリス社がしっかりと発表出来たのは“ヒートスティック”への自信であると考えております。
厳密に言えば、フィリップモリスはヒートスティックの“味”については今のところ「ユーザーが不満を持っている」とは考えてないのでしょう。
何故そう思うのかを一応説明すると、そもそも味に関して不満があるのなら新型を発売してもそれは購買意欲&売上向上には繋がらないからです。
お弁当の味に不満があるのに「容器を新しくしました!」と言われてもそこのお弁当屋さんの売上は上がらないっていうのと同じです。
たしかに、私自身もアイコスの“味”に関しては特にネガティブなイメージは持っておりません。
ただし、ニオイに関してはかなりネガティブです。
周りの非喫煙者からも「臭い!近寄らんといて!」などダイレクトに拒絶されますしね(笑)。
まぁ今回の新型「アイコス3」及び「アイコス3マルチ」ではニオイの軽減については触れられていないのが残念ですが、フィリップモリス社自身はヒートスティックの味にはプルームテックよりも優位性があると考えているのでしょう。
ニオイについては…
知らねっ!
って感じかな(笑)。

JTが新型プルームテックを発表出来ない理由は…
JTがこの時期に新型プルームテックを発表できない理由。
これはもちろん、そもそも「その予定では無かった」というのがあります(笑)。
ただ、プルームテックユーザーや、プルームテックを吸った事のあるアイコスユーザーなどがイメージする、
「プルームテックは美味しくない」
「プルームテックは吸いごたえがない」
「プルームテックはのどが痛くなる」
などのネガティブイメージをJT社が知らないはずはありません。
そして、このネガティブイメージを覆せるほどの要素は今のところJT社は持ち合わせていないのでしょう。
なぜなら、これは低温加熱方式というプルームテックのアイデンティティを自ら覆しかねない結果に成りかねないですからね。
アイコスとプルームテックは方向性が明確に違います。
アイコスはなるべく旧来のタバコに焦点を合わせながらネガティブ要素を取り除き、プルームテックは旧来のタバコの悪い部分を取り除く事に焦点を合わせながら進化させたい。
この方向性であるプルームテックはたしかに旧来タバコのネガティブ要素である“ニオイ”に関しては上手く対応している。
ただそれにより、“吸いごたえ“という面に関してはアイコスとは開きがあり、原因不明の「のどへの痛み問題」や殿様商売的な側面がうかがえる「タバコカプセル余る問題」なども発生している。
吸いごたえ・のどの痛み・カプセルが余る
この点がJT社が自信の持てない要素でしょう。
これに関してはJT社自身も理解しているでしょうし、だからこそ新型プルームテックをいまだ発表できず、新味フレーバーなるものを“白いデバイス“と同時発売するのでしょう。
ニオイの無さ以外に自信がないからこそ、JT社は白いデバイスと色んなフレーバーラインを用意してしまう。
この自社製品への自信“アリナシ”が年内に新型を発表できたフィリップモリス社と、年内は白いデバイスと不評続きの「新フレーバー」発表のJT社の違いになっていると考察できます。
「出来れば現状の商品リサイクルで売上を確保したい。」
これが本音かもしれませんが(笑)。

新型アイコス3から新型プルームテックの方向性・改善点を考察する
フィリップモリスはアイコスに自信がある。
JTはプルームテックの方向性に迷いがある。
恐らくここら辺が真実じゃないかなと思っておりますが、ここからは発表された「新型アイコス3」を見て感じた
新型プルームテックの方向性・改善点
について考察します。
1.タバコカプセルやカードリッジの改善
まず改善としてして挙げたいのはコレです。
・カードリッジ残量の増加→カプセルが余らない
・タバコカプセルの改善→吸いごたえ・のどの痛み軽減
個人的にプルームテックで一番嫌な部分はタバコカプセルが余ってしまう事です。これはカードリッジ内のリキッド総量とカプセル個数が合っていないとも言えます。
タバコカプセルが5個あるのにカードリッジがそこまで持たないんですよね。これは貧乏性の私にとっては本当に苦痛です。
続いて改善してほしい部分はやはり“味付け&吸いごたえ”です。
低加熱方式であるのは理解しますが、ネットでよく見かける原因不明の「のどの痛み」に関しては恐らくその味付けにも問題があるんでしょう。
これは吸いなれた現在でも感じる現象なので改善してほしい。
“吸いごたえ“に関しては出来ればくらいです(笑)。
2.スタイルはこのまま。ニオイも無しの方向で。
スタイルに問題は無いです。
アイコスとの差別化も図れている。
これを変えてしまうとアイコスとの差が分かりにくい。
“携帯しやすくニオイがない”
というのがプルームテックのアイデンティティです。
これが味を濃くするためにデザイン自体が太く大きく武骨になったり、それに伴いニオイが強くなってしまっては元も子もありません。
新型プルームテックの方向性としては、
今のスタイルのままニオイが無く、かつ吸いごたえがある。
これならばユーザーの不満、そして非喫煙者との共存や理解度も今よりかはマシになりそう。
プルームテックがアイコスと差別化するならこの方向性かな。
連続吸いとか高加熱方式とかも選択肢としては間違ってないかもしれませんが、ニオイが無いというアイデンティティを失くしたらそれはプルームテックではありません。

新型発表から見える両社の違い。まとめ。
というわけで、今回は新型及び新デバイス発表から見えるフィリップモリス社とJT社の違いについて、そして新型プルームテックの方向性・改善点について書かせて頂きました。
新型アイコスについては以前から予想されていた通りの商品内容でありましたが、新型プルームテックはどう開発されていくんでしょうね。
ただ、現状予想されている新型プルームテックはアイコスに近づけた高加熱式のようで若干“残念“感がありますが、出来ればその予想を裏切って現ユーザーと非喫煙者が理解出来るデバイスにして欲しいものです。
現在の新方式タバコ市場は、タバコというよりかは「タバコを吸うための新しいライターを開発しました!」というニュースに躍らされているように思います。
アイコスやプルームテックは所詮はライターなんですよね。
タバコに火をつけるだけの。
正直ライターはどうでもよくて、それよりかは
吸いごたえはあるがニオイも無く、
そして有害性物質もなく周りに迷惑をかけないタバコ。
これを喫煙者も非喫煙者も望んでいるんじゃないかな。
新方式タバコはこのように進化するべきと個人的には思っております。
それでは。
※続きはコチラ。

※ちなみにアイコスやプルームテックユーザーの後輩(男)にこれ↓をプレゼントしたらとても喜ばれました!
普段カバンを持たれない男性とってはアイコスとかの持ち運びが面倒なようで、このようなベルトポーチタイプは重宝するようです。防水加工で質感も安っぽくなく良かったです。
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