※公式HPから引用
こんにちは、戯言草々です。
さて、前回は「新型IQOS3」について書きましたので、今回は「新型IQOS3マルチ」について考察していきたいと思います。

今回の新型アイコス3に関しては“ニオイ軽減”の方向性で進化して欲しかったというのは前回の記事で書いた通り。
せめて「新型アイコス3マルチ」に関しては“ニオイを軽減!”と差別化してくれれば良かったんですが、どうやらこちらの「新型アイコス3マルチ」の機能は“10本連続吸い”というもの。
ん~、残念。
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目次
新型IQOS3とIQOSマルチの機能面を比較
※公式HPから引用
まずは機能面の比較から。
新型アイコス3の機能面
※公式HPから引用
・充電時間の短縮(2.4plusより40秒短縮)
・堅牢性の向上(壊れにくくなった)
・デザイン(形状)の変更
新型アイコス3マルチの機能
・バッテリーとホルダーの一体型
・10本連続吸いが可能
おおむね以上がそれぞれの新機能(セールスポイント)となります。
これを見る限り、どうやら新型アイコス3は保守層の取り込み、スライド購入が発売目的。
新型アイコス3マルチに関しては、その機能からも分かる通りプルームテック利用者の取り込みが販売戦略なのでしょう。
これだけを見ると、販売側から見れば分かりやすい機能の差別化なんでしょうが、消費者側から見れば少し疑問が残ります。
新型アイコス3に関しては前回記事で書きましたので、次より新型アイコス3マルチに残る“疑問“について書いていきましょう。

新型IQOS3マルチに残る疑問点:壊れたら終わりじゃない!?
※公式HPから引用
恐らく大半の方が新型アイコス3マルチについて思ったことは…
「一体型だから壊れたら終わりじゃね」
「修理に出すにしても2個ないと吸えなくね」
まずはこれだと思います。
まぁこれはIQOS3に関しても同様ではありますが、従来通り「バッテリーとホルダー分離型」であれば壊れた方のみを買い直すor修理に出せば良いのですが、一体型だと完全に買い直すか2個持ってなければ対応できません。
※旧型を持っていれば関係ありませんが…。
まぁこれは個々の考え方次第だと思いますが、私はBlu-rayレコーダーは別売りのテレビを買う派ですし、2個持ちをするのは面倒だし、何個もタバコデバイスを持ちたくないというのが本音です。
現状まだアイコスの公式HPで「新型アイコス3マルチ」が持つ致命的な一体型のデメリットである“壊れた場合“については明確に言及されておりません。
※11月17日現在は掲載されています。
そこにしっかり触れられていれば、フィリップモリス社に対する信用性も高まると思うんですが、これはこの後にも書きますが「10本連続吸い可能」という特性そのものが故障リスクを高めるという事を暗に示しておりそうです。
まぁいずれにせよ、結局複数のデバイスを持たなければいけない事が予想出来ますので一体型のメリットなどは正直なさそうです。

10本連続吸いは故障リスクを高める!?清掃のタイミングは!?
※公式HPから引用
そして次に残る疑問はコレです。
・10本連続吸いは故障リスクが高まりそう。
・清掃のタイミングが分からない。
・清掃しないと味がドンドン不味くなりそう。
単純に考えて「高加熱方式で連続吸いが可能」ということは、ヒートスティックを加熱する燃焼棒への負荷が既存のアイコスよりも高まることは容易に想像出来ます。
まぁ恐らくその負荷に耐えうる“燃焼棒(ブレード)”を開発したからこその新型アイコス3マルチなんでしょうが、そこに関して公式HPではしっかりと触れられていない。
やはり「すぐ故障しそう…」という懸念材料は残ります。
次に清掃のタイミングや、連続吸いによる“吸い味“の劣化への疑問も残ります。
結局、途中途中で清掃しなければならないなら、それはもう「連続吸い」とは言えないでしょう。
プルームテックの「連続吸い可能」というのは、あくまで途中で清掃する必要なども無いことが前提であります。
そこに関してもアイコスの公式HPでは触れられておりませんのでこれも疑問が残る。
そして“吸い味の劣化“です。
清掃しなくても恐らく連続で吸えるんでしょうが、アイコスユーザーなら分かる通り、清掃をマメにしないとアイコスは味が急激に劣化します。
私の場合は最低でも10本吸ったら必ず清掃しますが、味の劣化を考えると5本くらいで清掃したいのが本音。
これについても公式HPで触れられていないのでやはり疑問として残ります。
※追記
11月17日現在、HP上でIQOS3マルチの清掃については掲載されております。
どうやらセルフクリーニング機能がついているのでマメな清掃は必要なさそうですが、定期的には清掃してくださいとの事。

連続吸いは分かったけど、1回の充電時間はどれくらい!?
※公式HPから引用
これが最後に残る「新型アイコス3マルチ」の疑問点になります。
「10本連続で吸えて途中の充電ないのは分かるけど、最初の充電時間はどれくらいかかるの?」
これについても公式HPでは書かれておりませんでした。
いやいやいや。
太陽光充電とかなら分かりますけど(笑)。
結果調べてみると、どうやら「新型アイコス3マルチ」のフル充電時間は…
約75分らしい。
※ちなみに従来型の「新型アイコス3」のフル充電時間は約2時間とのことです。
ここら辺の情報はこれから公式HPでも触れられる可能性もありますが、出来れば最初から書いていて欲しいですね。
※11月17日現在は書かれております。
新型「アイコス3マルチ」考察まとめ。
※公式HPから引用
というわけで、今回は11月15日(木)に発売決定の「新型アイコス3マルチ」について予想出来る考察をつらつら書かせて頂きました。
ひとつ思うのは、
アイコスユーザーってそんなに連続吸いを求めているの!?
たしかに連続で吸いたい方はいるんでしょうがは、すでに現状の1回吸いに慣れてきているんではないでしょうか?
私の場合は連続吸いよりも、ひとつのヒートスティックをもっと長く吸えるようにして欲しいかな。
現状だと1回毎に“7吸い“くらいしたら終わりのアイコスですが、これを10回くらい吸えるようにしてくれるだけでいいかな。
これなら連続吸いの必要性はなくなりそう。
「10本連続吸い可能」
この機能はただ単に消費者側のニーズというよりかは、「ヒートスティックの売上促進!」にのみにしか貢献しなそうですね(笑)。
前回の記事と今回の記事を書いて思った結論は、
・ニオイを軽減してほしい
・ヒートステックを長持ちさせてほしい
これが次期新型アイコス4?に求める事になります。
……。
私ならどっちを買うかなぁ。
恐らく慎重な私はトラブルが多そうな発売初期には「新型アイコス3」も「新型アイコス3マルチ」もどちらも買わないでしょう。
ある程度の情報が出てから、どちらかと言えばその機能に「?」ではありますが、買わないと分からない部分の多い「新型アイコス3マルチ」なのかな?
いずれにしても、完全なる新型を発売したフィリップモリスの「アイコス」に対してプルームテックの「白いデバイス」というのはかなり微妙な印象。
プルームテックの次の一手は、JTの命運に関わるかもしれませんね。
それでは。
※続きはコチラ。

※ちなみにアイコスやプルームテックユーザーの後輩(男)にこれ↓をプレゼントしたらとても喜ばれました!
普段カバンを持たれない男性とってはアイコスとかの持ち運びが面倒なようで、このようなベルトポーチタイプは重宝するようです。防水加工で質感も安っぽくなく良かったです。
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