こんにちは、戯言草々です。
11月15日の新型IQOS3/マルチの発売開始や12月の白いプルームテック発売など、日本では基本的に新方式タバコの話題が喫煙者の中で注目されておりますが、そんな時にアメリカらしいニュースが飛び込んでまいりました。
FDAがメンソールタバコの販売禁止を提案。
さすがアメリカ、そしてFDAです。
アメリカでのタバコ販売量の30%を占めるメンソールタバコを販売禁止。日本の政治家が気にする“税収“なんて関係ありません。

まぁこれは、トランプ大統領のタバコ嫌いが関係してそうでもありますが、この余波は少なからず世界に、そして日本にも影響してきそうです。
本日はこのメンソールタバコについてIQOSやプルームテックを絡めながら、いつものように色々と書いていこうと思います。
目次
そもそも何故メンソールタバコを販売禁止にしたいのか!?
FDAの発表や米メディアの内容を要約すると…
メンソールの風味が喫煙のきっかけになりやすく、しかも販売量に占める割合がが多いから。
たしかに日本においてもメンソールタバコの使用率が若者に多い事は実感しますし、恐らく売上の割合も同等程度にあることは認識できます。
レギュラータイプの風味よりかはメンソールの方が敷居が低く、その風味や清涼感からも依存性が高いとも言われてますので、まずはここからやっていこうという感じですかね。
これは若者のほうが投票率が低く、投票率も喫煙率も高い高齢者の反発を恐れたという政府側の意図も働いたのかもしれません。

IQOSやPloomtechのメンソールも販売禁止になる!?
そもそもアメリカでは現状IQOSに関しては販売許可が下りておらず、販売禁止を提案されているのは紙巻きタバコと電子タバコであります。
ただ今回のFDA(米食品医薬品局)の販売禁止提案は、恐らくフィリップモリス側にとっては大打撃にもなりえます。
何故なら、IQOSのヒートスティックにおいてメンソールは売上の大部分を占めると思われるからです。これが販売禁止になると、いざ販売許可が出ても期待している売上は見込めませんからね。
では日本への影響は!?
これは少なからずともありそうですね。
今では禁煙が当たり前な日本ですが、つい最近まで新幹線や飛行機などでもタバコが吸えてた様に、禁煙が騒がれるようになってきたのは国際化の波によるものが大きいです。
つまり諸外国の影響によるもの。
もしアメリカでこの提案が法案になりメンソールタバコの有害性などが騒がれるようになると、恐らくそれは世界へ波及し、間違いなく日本でもブームになる事が予想されます。

禁煙しにくい!?メンソールタバコにまつわる噂
メンソールタバコを吸っている方が周りにいた時に、今は知りませんが昔は
「大丈夫!?ED(勃起不全)になっちゃうよ!」
という会話が必ず起こるくらい、メンソールタバコについての議論はたびたび起こりました(笑)。
ここではそんなメンソールタバコの噂をまとめます。
・普通のタバコ味よりニコチン依存症になりやすい
これに関しての真偽はわかりません。
その手軽そうなイメージやメンソールがもたらす清涼感などから、ニコチンへの依存度に加えてメンソールへの依存もある事などからこのように言われているのでしょう。
ハッカ味のガムの味がなくなったら、すぐまた新しいガムを口に入れてしまうのと同じ原理ですかね。
・ED(勃起不全)になりやすい
これは正確に言えば、タバコを吸うこと自体がそれに繋がります。メンソールとかは関係なく、ニコチン摂取によりその可能性が高まりますので。
ですのでこれはあくまで“噂”ですね。
ただ、メンソール風味への依存性によってよりニコチン依存が高まる事が立証されれば、これはいつか噂でなくなるかもしれません。
・メンソールタバコの喫煙者は脳卒中リスクが倍以上
これはアメリカのとある科学会誌で発表された研究でありますが、その内容が「メンソールタバコを吸う喫煙者は他の喫煙者より脳卒中リスクが2倍以上ある」というものでした。
この研究結果の真偽については、研究対象が5000人ちかくおりますのでサンプル数値としてはかなり正確性が高いとは思われます。
ただ、このような研究は複数の立証も無い事には“何とも言えない”場合もありますので、他の研究者の結果も見てみたいところです。
「メンソールがニコチン依存を高めたことより脳卒中リスクが2倍以上になる」このような研究結果などが出たら真実味がより増しますね。

本日のまとめ。
フィリップモリスがアメリカでの販売許可を求めている中で、このような発表がFDAからされたことは色んな考え方が出来ます。
販売許可は出すからその代わりにメンソールは諦めろ。
絶対に販売させないしメンソールタバコも諦めろ。
まぁいずれにせよ「メンソールは諦めろ」なんですが、これが反発も抑え込み進んでいけば、間違いなく世界へと波及していくでしょうね。
そしていずれ日本にも違う言葉で影響していくでしょう。
やはりフィリップモリスのIQOSにしても、JTのプルームテックにしてもそうですが、開発しなければならいのはタバコではない“何か”なのかもしれませんね。
それでは。
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