こんばんは、戯言草々です。
先日も書きましたが、友人が重度の花粉症でありまして「花粉シーズン」に備えて早くも「アレルギー薬」を飲んでおります。
すでに「副鼻腔炎」にもなり、アレルギー検査の結果「花粉症に該当」する事になった私が、「副鼻腔炎と花粉症」の関連性、症状・対処方法についてご紹介したいと思います。
※私の副鼻腔炎まとめはこちらです。
【プルームテック・アイコス】副鼻腔炎再発!?処方薬一覧。ご利用はほどほどに
目次
「旧姓:ちくのう症」副鼻腔炎とは?その症状
「急性・慢性」副鼻腔炎の症状
鼻の奥には副鼻腔(と呼ばれる空洞)があり、内側の粘膜は鼻粘膜から続いています。ここに「炎症」が広がった状態を「副鼻腔炎」と言います。
副鼻腔炎になると鼻づまりや息苦しさ、ネバネバ(粘性)鼻みず、頭重などの症状を引き起こします。感冒やインフルエンザ等の細菌やウィルス感染の他、花粉症などのアレルギー性鼻炎に起因する副鼻腔炎も増加しています。
~小林製薬 引用・要約
「小林製薬」から引用させてもらいましたが、おおよそ私の症状と同じですね。
私の場合は
1. のど風邪からスタート。咳や熱は無く、のどの痛みがメイン。
2. のど風邪が治りかけた頃から鼻水・鼻づまりがひどくなる。微熱あり。
※鼻水は極まれにサラサラ、概ね透明なローション、三日に一回色付きドロドロでした。
ボックスティッシュは2日で1箱は無くなってましたね、この時。
「急性」と「慢性」の違いは?
「急性」と「慢性」の違いは、
・急性…ウイルス、細菌が発症要因。
・慢性…「膿」が排出できず、炎症悪化が原因。
私の場合、発症から完治までおよそ「3ヵ月」はかかりました。
熱や咳が無かったので、病院に行くのが遅れたのも長引いた要因だと思われます。
同じ様な症状の方は、早めに病院に行きましょう!
ちなみに「ちくのう症」という言葉は俗語で、「副鼻腔炎」が正式名称です。
※すべてはここから始まりました。
アイコスと副鼻腔炎
花粉症「アレルギー性鼻炎」とは?その症状
症状は「くしゃみ・鼻水・はなづまり」。原因は?
花粉症(アレルギー性鼻炎)は、スギ・ヒノキなどの花粉(抗原)が原因となって起こるアレルギー疾患の一つです。
特にスギによる花粉症は、毎年「冬から春」にかけて「くしゃみ・鼻みず・鼻づまり」の症状を引き起こします。
私は「副鼻腔炎」の時に、人生で初めての「アレルギー検査」を受けました。
検査の結果、陽性<3>(アレルギーあり)に該当したのは
「スギ・ヒノキ・ダニ・ハウスダスト」
こちらの4項目でした。
※詳しくは、こちらをご覧ください。
<二ヶ月経過>なかなか治らない副鼻腔炎。アレルギー検査受けました。
「スギ・ヒノキ」に関してはある程度予想していましたが、「ダニ・ハウスダスト」は予想外でしたね。
お医者さんには
「ちゃんと掃除してます?」
「布団専用の掃除機みたいなのあります?」
「まくらはできるだけ毎日干しましょう」
「市販のハウスダスト商品も悪くないですよ」
こんな感じの事も言われましたね。
最初の「掃除してます?」には、少しイラッときましたけど。
とりあえず「わらをもすがる」思いで薬局に行き
「マクラ」用にハウスダストスプレーみたいなものを買いました。
毎日マクラを干すなんて難しいですからね。
あと普段使いの掃除機で布団を吸うのはなんとなく嫌だったので
アイリスオーヤマ 超吸引 布団クリーナー ホワイト IC-FAC2
まぁこんな感じのやつをネットで買いました。
安いの買ったのですぐ壊れましたが、、、。
花粉シーズンは1月からすでに始まっている
主に「スギ」花粉ですが、もう飛散している様ですね。
私の花粉症は「スギ・ヒノキ」が該当していますので、確かに多少ムズムズします。
恐らく、こういう時期に風邪なんか引いた日には「副鼻腔炎再発」まで一直線でしょうから、「うがい・手洗い」はかかさずにやっております。
「副鼻腔炎」と「花粉症」の関連性
「副鼻腔炎」と「花粉症」の関連性はあるでしょう。
どちらも症状的には同じ体の部位に発生しますしね。
「アレルギー疾患診断治療ガイドライン2007」によると、花粉症などのアレルギー性鼻炎発症者の約4割が副鼻腔炎を併発してるとの報告がある。 ~ロート製薬HP引用~
当社でもアレルギー性鼻炎(花粉症)発症者を対象に調査を行ったところ、23%の人が「副鼻腔炎」の症状がある
~ロート製薬HP引用~
これを見る限りでは、花粉症のアレルギー性鼻炎患者の23%~40%の人が副鼻腔炎を併発しているみたいですね。
対象を「風邪をひいてる花粉症のアレルギー性鼻炎患者」にすれば、もう少しパーセンテージがあがるでしょう。
ロート製薬から「副鼻腔炎」市販薬が登場。
・商品名
「ロートアルガード鼻炎内服薬ゴールドZ」
・発売日
2017年12月20日
・特徴
日本初「シンイエキス×メキタジン」の組み合わせ
眠くなりにくい、抗アレルギー成分「メキタジン」がアレルギー症状の原因から抑え、生薬由来成分「シンイエキス」が鼻通りを良くする。
「副鼻腔炎・花粉症」対策。病院は何科に通う?
対策:アレルギー治療がある「耳鼻科」に行きましょう
私の場合ですが、先程も書きましたように「早めに病院に行く」をしていれば、あれほど長引かなくてすんだと思います。
病院に行くことが一番です。
治療としては、
・抗生物質や炎症を抑える薬を処方してくれる。
・鼻の患部に直接、薬を塗ってくれる。
・ネブライザー療法で鼻の深部まで薬を送り込む。
・重度の場合も手術も。
こんな感じですが、早めに行けば「手術」にならない場合が多いでしょう。
風邪もそうですが「内科」に行くのではなく、「耳鼻科」に行くのをオススメします。やっぱり専門家が一番ですね。
副鼻腔炎。処方された「薬」一覧です
最初の病院で処方された薬一覧
・ジェニナック…適応症は咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、中耳炎、副鼻腔炎との事。
・クラリスロマイシン…適応症は呼吸器感染症、中耳炎、皮膚感染症、尿道炎、子宮頸管炎、骨盤内炎症性疾患、外傷などの二次感染予防との事。
・カルボシステイン…痰や膿の粘りをとり、排出しやすくします。また、荒れた副鼻腔粘膜や気管支粘膜の線毛細胞を修復して、粘膜の抵抗力を高めるとの事。
・フコスデ…感冒(かぜ)、気管支炎、気管支拡張症、肺炎、肺結核、咽頭炎(いんとうえん)・喉頭炎(こうとうえん)、鼻カタルなどによる咳を抑えるとの事。
※クラリスロマイシンはジェニナックが効きそうも無かったので、2回目の通院で処方された薬です。
病院を変えて「私に効果があった薬」一覧
・クラリッシド…細菌などの増殖を阻害することにより抗菌作用を示します。感染症の治療に用いるマクロライド系の抗生物質。
・ムコダイン…気道粘液調整作用、粘膜正常化作用があり、たんや鼻汁を出しやすくし、鼻づまりをやわらげるとの事。
・タリオン…アレルギー症状の原因となる、体内ヒスタミンなどの生成や働きを抑え、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの鼻炎症状を改善するとの事。
※私の副鼻腔炎まとめはこちらです。
【プルームテック・アイコス】副鼻腔炎再発!?処方薬一覧。ご利用はほどほどに
漢方薬「白刀豆茶」は副鼻腔炎&鼻づまりに効果ある!?
これらの薬にくわえて、私はネット情報からこの「ナタマメ茶」を飲んでましたね。
イロイロ同時に試していたので(処方薬・掃除機)、この白刀豆茶が直接的に効いたかは分かりませんが、Amazonのレビューなどを見る限り効きそうには見えます。
※追記
副鼻腔炎完治後の今でも定期的に飲んでますが、なんとなく昔より鼻詰まりが少なくなった気がします。あと、元から鼻の通りが良くは無かったのですが、今は鼻の通りも良くなった気がしますね。
継続的に飲めば効果があるのかもしれません。
まぁ効果を実感したのは2つめの病院でもらった「処方薬」が一番ですかね。個人的には飲みだしてから3日後くらいからふわっと楽になった感じがしました。
「副鼻腔炎」と「花粉症」まとめ
本日のまとめですが、
花粉症シーズンに風邪を引かない!
これが一番ですかね。
やっぱり、すべては「風邪からはじまった」みたいな事ですから。
私も風邪をひかなければ、もしかしたら「副鼻腔炎」にはならなかったかも。
花粉症であっても「副鼻腔炎」にならない人もいるわけですから。
手洗い、うがいをちゃんとして、花粉症シーズンを乗り越えましょう!
それでは。
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