こんばんは、戯言草々です。
冷凍チャーハン。
炒飯を冷凍するというある種の暴挙に一抹の不安を抱えながらも、しかし何故か期待してしまうのは「まだ自分は若いはず」という心理的プレッシャーによるものかもしれない。
さて、中二病的な発言はおいておいて、先日ですが「本当に美味しい冷凍食品はコレ!」的な記事を書いたんですけれども、その中でも触れたように正直なかなか美味しい冷凍チャーハンに出会えておりません。
スーパーに行けば冷凍チャーハンの新商品を探すようにしておりますが、そこで見つかったソレはだいたい美味しくない。
しかし、「冷凍チャーハンは美味しくなくてもピラフ系ならいけるかも」という思いから冷凍ピラフに手を出してみた結果…
大当たり!
本日はそんな冷凍食品「チャーハン&ピラフ」について書いていこうと思います。
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冷凍食品(パスタ/焼売/餃子)で美味しいのはコチラ↓。

創味シャンタンやチューブタイプ中華調味料について↓。

目次
冷凍チャーハンの新商品を買ってみましたが…残念。
というわけで、最近買った冷凍チャーハンは↓
味の素:ゴロっとあぶり焼「大海老炒飯」
コチラです。
名前も良いし、パッケージも少しうるさいけど良いし、味の素の商品なので少し安心感もあるしという事で購入しました。
調理前の中身はこんな感じです↓。
これって大海老…!?
キャッチーなフレーズで購買意欲を高めたいのは分かるんですが、結局期待値を上げすぎて失敗してしまう典型的な例ですね。
これを大海老と謳ってしまってはいけません。
炒めてみた感じはコチラ↓。
見た目は美味しそうなんですが、ちょっとアジア系の独特なニオイがしますね。
しつこいですが、これを大海老とは言っちゃいけない(笑)。
商品開発と市場調査(マーケティング)部門、頭の固い経営陣の争いがうかがえます。
恐らく発言力の強い方が「もっと力強いネーミングが必要なり!」と言い、誰も大海老とは思ってもないのに商品名に入れてしまったみたいな感じでしょうか。
ちなみに肝心のお味ですが、恐らく日本人が好きなチャーハンではありません。
スパイスとして入ってるであろうハッカク(理事長ではなく)の風味がエスニック感を出すことには成功しているでしょうが、味付けが変に甘くそれとハッカクの風味が相まって美味しくない。
この味なら名前に“大海老”ではなく「東南アジア風」とか「エスニック」とか入れるべきかな。
冷凍チャーハンは本当に難しいですね。
「この小栗旬がCMしていた商品も結局美味しくなかったしなぁ」
そんな思いを抱えながらも冷凍食品売場を眺めていたら美味しそうな商品を2つ見つけてしまいました。
炒飯ではないんですけどね。
冷凍食品「肉めし」。男性が好きそうなズバリな商品名
まず一つ目はコチラ。
テーブルマーク:肉めし
なんか美味しそう。
ズバリな商品名もイイ。
でも一抹の不安もよぎるので早速開封してみましょう。
“肉めし“という割には所々に見える程度(笑)。
ただ開封した直後に鼻に抜けるニンニクの香りはなかなかよろしい。
炒めるとこんな感じ↑です。
肉の存在感のなさ(笑)。
やはり名は体を表さないとね。
味に関しては先ほどの冷凍チャーハンよりかは日本人好みの甘辛ニンニク系。ただ少し味付けが濃すぎるかなぁ。
二度目はない感じです。
ちょっと期待したんですけどね。
やはり冷凍のご飯系は難しいのかな。
そして、もう一つの美味しそうと思った商品はコチラ↓。
ニッスイ:いきなりステーキのビーフガーリックピラフがまさかの結果に…!?
本当のことを言えば、いきなりステーキは好きじゃない。
テレビのごり押し感も好きじゃないし、そもそも初訪問時に食べたステーキ肉の固さ、美味しく無さは忘れられない。
「スーパーで買う同価格帯ステーキのが圧倒的に美味しい」とまで思いました。
とりあえず今回は“イロモノ“的な感じで面白そうなので購入したというのが本音です。
う~ん、胡散臭い(笑)。
最近の冷凍チャーハンは600グラムが当たり前になってきましたね。食いしん坊な私にはありがたい流れです。
冷凍チャーハンで一番売れてそうなニチレイの↑「本格炒め炒飯」も現時点では450gですが、いずれはこの流れに乗り600gになるんでしょうか。
さて、話を戻して開封してみます。
先ほどの“肉めし”同様に開封した直後のニンニクの香りはイイ。
しかも、肉の存在感が…
かなりあります!
日清カップヌードルの謎肉よりも大きいです。
これは素晴らしい。
肉に関して何も謳ってないのにこれだけの肉の存在感。
マーケティング的に期待値を上げずに結果お得感を演出するとは…、あのスピードで店舗展開した事からも窺えるようになかなか“やり手“の方がいるようですね。
炒めるとこんな感じ↓。
コーンは好きではないんですが、やはり先ほどの“肉めし”に比べると彩りがイイですね。肉めしは茶色感がすごかった(笑)。
肉も相変わらず存在感があります。
味に関してもこれはなかなか美味しいです。
個人的な好みでやっぱりコーンの甘さは邪魔ですが、味自体はしっかりガーリックピラフとして成立しています。
これは久しぶりの冷凍食品のヒットですね。
鉄板焼きで食べるガーリックピラフ感もあるし、コーンは最悪取り除けばイイし(笑)。
いきなりステーキ自体は好きではないけれど、これは今の冷凍食品界では頑張っている商品だと言えます。
ただ、最近は「いきなりステーキ閉店ラッシュ!!」みたいなニュースが目立つので、今後もこの冷凍ガーリックピラフが購入出来るかは何とも言えませんね。
冷凍食品のいきなりステーキ「ビーフガーリックピラフ」が意外と美味しいまとめ。
というわけで、本日は冷凍食品「チャーハン&ピラフ」について書いてまいりました。
結局、冷凍チャーハンで美味しいものが見つかっていないのは“チャーハンへの想い”が強く、だからこそ納得できていないのかもしれません。
あの中華屋さんで出されるチャーハン独特の風味をいつか冷凍食品で味わってみたいものです。
また今回「いきなりステーキのガーリックピラフ」が意外な美味しさで健闘しておりますが、個人的に一番美味しいピラフはコレです。
結局、ピラフはこれに落ち着くんですよね。
それでは。
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