こんばんは、戯言草々です。
さて、今年も残り僅か。
毎年恒例のお歳暮についてそろそろ考える時期に差し掛かって参りました。
昨今では経費削減の名目で、取引先へのお中元やお歳暮を自粛する企業も増えてきておりますが、まだまだ個々人間関係においては自粛出来る雰囲気でもない現状でもあります。
本日はそんなお歳暮についてライブドアニュースでなかなか面白い記事がありましたので、そこにも触れつつお歳暮に関して書いていこうと思います。
※今回はあくまで個々間のお歳暮に関して書いてあります。
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目次
上司や先輩に贈ると失礼なお歳暮とは…!?
まず、本日読んだライブドアニュースの記事でこんな質問が投げかけられておりました。
質問:上司に贈ると失礼にあたるものを回答してください。
※以下の10項目からあてはまるものをすべて選んでください。
(1)現金
(2)商品券
(3)ギフト券
(4)靴
(5)靴下
(6)スリッパ
(7)時計
(8)かばん
(9)筆記用具
(10)ベルト
まぁだいたい予想出来ると思いますが、上記10項目は“すべて失礼にあたる”というのが答えですね。
さて、この記事を読んだ感想なんですが…
当たり前だろ(笑)!
まず、どこの世界に現金やギフト券、商品券をお歳暮で贈ろうと思う部下や後輩がいるんだろう。
もし、現金を贈られた上司や先輩がいるのなら、それは日々の指導や教育がまったく行き届いていないとおのれを責めるしかありません。
ただ、正直私は現金は微妙ですけど、ギフト券や商品券を貰ったらちょっと嬉しいですけどね。
そして残りの「靴・靴下・スリッパ……」ですが、
贈るわけないでしょ(笑)!
こんな設問を出してくるビジネスマナーの講師さんも、この記事を掲載しようと判断された方もかなり微妙です。
最近ビジネス研修等でマナー研修なるものにふれる機会もありますが、「どこの世界のビジネスマナーですか!?」と言いたくなるような発言をされる講師さんも多いです。
ネットリテラシーではないですが自分で判断できる力はやっぱり必要ですね。
お歳暮を贈る時期はいつ頃がいいんでしょう
基本的にお歳暮を贈るべき時期は、
12月10日~20日。
この期間に贈れば何も問題ありません。
ただ、いやらしい話「印象付けたい!」のであれば時期を気にするよりかは、直接お歳暮を渡すことの方が重要です。郵送などで送られてくるお歳暮に関してはほとんど印象は残りませんので。
また、ごく稀に時期や作法(挨拶状など)を気にされる堅物というか、過去の遺物のような50代以上の方がいらっしゃいますが、まもなく淘汰されますので気にしないほうが良いです。
心を込めて挨拶をちゃんと済ませる事のほうが、堅苦しい挨拶状などよりもよっぽど響きますから。
結局お歳暮は何を贈ればいいんでしょう!?
・一番嬉しいお歳暮は相手が好むもの
これはある意味当然なんですが、貰って嬉しい、印象に残るお歳暮は自分が好きな物を贈られた時であります。
お酒はあんまり好きじゃないのに定番の「ビール詰め合わせ」を貰っても嬉しくありませんよね。
また、お酒が好きな方でもそういった方は多方面より「ビール詰め合わせ」を貰う可能性がありますので、そういった場合は珍しい「酒のつまみセット」などが喜ばれるかもしれません。
一番大切なことは、しっかりリサーチすることです。
・最近特に喜ばれるのは健康食品や健康飲料
これは最近感じるようになったんですが、健康ブームの流れもあるかもしれませんが、お中元やお歳暮で喜ばれるのは「健康食品」「健康飲料」です。
なかなかセットの商品がないので探すのが難しいですが、下手に好みのあったりするお菓子やお酒などを贈るよりも喜ばれます。
特に高血圧な方にお酒やお菓子は酷ですからね。
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意外と面倒な“お歳暮”。まとめ
というわけで本日は毎年恒例の“お歳暮”について書いてみました。
まぁお歳暮なんて起源をたどれば古来から似たような習慣はあるんでしょうが、おそらく現在の“カタチ“になったのは百貨店の戦略などが大きく起因しているんでしょうし、そこまで気にするほどのものではありません。
そして個々間のお歳暮に関しても、そもそも本当にお世話になった方以外には贈る必要もありません。
企業間のお歳暮のやり取りに関しては、個人ではほぼ気にすることはないでしょうしね。
そんななんとなくな贈り物よりも、直接会って食べたり飲んだりしたほうがよっぽど有意義だと思います。
あっ…。
直接会うのが面倒だから“お歳暮”や“お中元”なるものが生み出されたのかもしれませんね(笑)。
それでは。
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