こんばんは、戯言草々です。
あの上司はすぐ怒る、あの上司は怒らない。
誰しもが一度は口にした、もしくは聞いた事があるフレーズです。
まぁそれだけ社内では「怒る」という行動が“ある種の生理現象“の様に捉えられているといっても過言ではないでしょう。
本日「百戦錬磨のビジネス処世術」第6回目はそんな誰しもが必ず一度は経験しているであろう“怒られた“時にとるべき行動、そして絶対にとってはいけない行動などについて説明していきたいと思います。
結論、怒られやすい人は怒られ下手という事です。
※前回のビジネス記事はコチラ。

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目次
怒られ下手は損をする。怒られる前に先手を打とう!
なぜ上司は怒っているのか?
勘の良い人、または自分のミスなどにいち早く気づいている人は上司が怒っている理由は想像がつくはず。
であれば、とるべき行動はコレです。
上司がしゃべる前に大きな声で謝罪する。
つまり、怒られる前に自分が“怒られている理由“を自分で説明し、それに言い訳などをせずに「大きな声で頭を下げて謝罪しましょう」という事です。
上司も人間です。
しかも大体嫌な人間です(笑)。
そんな上司に怒られ下手でいると“怒られる時間“が長くなるだけなんですよね。
私の後輩にも怒られ下手な男性がおりますが、彼は毎回怒られてから→謝罪の流れ、しかも上司に何故怒られているのかを説明させてしまっているんですよね。
そうするとその上司は怒っている理由を自分で説明していますからね、よりヒートアップしてしまうんです。
結果、長時間に及ぶ説教タイムの始まりです。
2時間越えなどザラです。
これでは双方どころか全方位報われません。
この説教タイムは何も生産していませんから。
ですので、思い当たることがあれば
上司がしゃべる前に大きな声で謝罪する。
謝罪と同時になんで怒られているかも自分で説明しましょう。
そうする事で、上司側もそれ以上“怒る内容“も無いので、ある程度“説教タイム”も短くなります。
これが上司に怒られた時の絶対にとるべき行動と絶対にとってはいけない行動となります。

怒られにくい人は知っている。怒られやすい人の特徴はコレです。
次に説明するのはコレです。
怒られやすい人とはどんな人か?
社内を見渡せば“怒られにくい人“と“怒られやすい人“がおります。
単純に言えばミスが多いか少ないかという問題でもありますが、それ以上に怒られる/怒られにくいには理由があります。
それは…
上司側が完全燃焼しているか、それとも不完全燃焼か?
こちらになります。
・怒られやすい人の特徴:上司を不完全燃焼させている
怒られやすい人の特徴としては上司側がその“説教タイム”で不完全燃焼していることが多いんですよね。ちょっと言い訳をしてしまっていたり、何故怒られているのかの理由を間違っていたり。
この様な場合、上司側は当然不完全燃焼です。
すぐに別の理由で“説教タイム”をしたくてウズウズしていますので、それに気づかない限り永遠とループします。
これにより“怒られやすい人“は見事社内で形成されます。
続いては…
・怒られにくい人の特徴:上司を完全燃焼させている
怒られにくい人の特徴。
これはもちろん、
上司側を完全燃焼させている。
ということです。
言葉を変えれば「その時間でその怒りを“完結”させている」であります。
怒られにくい人は怒られた理由を理解しており、そして言い訳などは間違ってもしません。
そしてココが重要なんですが、怒られた後に
ありがとうございます!
と嘘でも言えるんです(笑)。
こんな事を言われた上司はもう満面の笑みです。
自分でイライラで怒っている可能性もあるのに感謝されているんですから。
つまり完全燃焼です。
覚えておきましょう、怒る側には
怒る→理解してくれる→感謝される
このような方程式があるんです。
怒る→少し理解してくれる
くらいではその方程式が成り立たないんですよね。
この方程式さえ理解しておけばたとえ上司が怒っていたとしても、最後には勝ち誇ったかのように「次からは気をつけろよ」などとその上司はダンディな声で優しく接してくれます。
さらに「あいつは分かっている奴だ、うんうん」などど勝手に解釈してくれ、あまり怒られない/怒られにくい立場へと必ずなっていきます。
繰り返し言いますが、
大事なことは上司を完全燃焼させてあげる事です。

怒られた場合のビジネス処世術まとめ。
というわけで、今回は怒られた場合のビジネス処世術についてご説明させて頂きました。あくまでも社内ケースとして書きましたが、これは取引先から怒られた場合にも有効であります。
しかし中には、
ここまで上司側を気持ちよくさせる必要があるのか?
こう思われる方もいらっしゃると思いますが、これはあくまでも出世をする為に必要なビジネス処世術です。
しかも比較的に楽な処世術です。
例え自分の意に反しても心の中でアッカンベーするだけですから(笑)。
本当に難しいのは「こいつを蹴落として自分が実力で上に行く!」とかですからね。これは敵を増やす可能性大ですし効率的ではありません。
所詮“出世するかしないか“は好き嫌いです。
実力で出世が出来るならそんな楽なことはありません。恐らく世の中にイエスマンという言葉もないでしょう。
しかし現実問題、社会では上を見上げればイエスマンだらけです。
すべては好き嫌いで判断され、物事は動いていきます。
そこら辺をしっかり理解し、上司を手玉に取りましょう!
それでは。
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