こんばんは、戯言草々です。
新入社員や転属した社会人が会社にも慣れ始めた今日この頃。
今回より戯言草々流の「百戦錬磨のビジネス処世術」シリーズをスタートさせようと思います。
まぁ誰に必要とされているわけじゃありませんが、最近友人から「いつも偉そうなアンタのビジネス論が聞きたいわね」と煽られたのが書くきっかけです(笑)。
タイトルをビジネス論ではなく「処世術」にしたのは、実力者は会社に残らないという事と処世術ならどの業種にも当てはまりそうだからです。
また、このシリーズは特に新入社員の方を意識して書こうと思いますが、30歳を過ぎた方にも楽しめる内容にしていこうと思いますのでお気楽にご覧ください。
栄えある第1回のテーマは…
身だしなみについて。
まずは当たり前な事から書いていこうと思います。
世間では
「人は見た目で〇〇!!」
「見た目で印象の90%は決まる!!」
などなど、マナー講座だけでなく下手をするとビジネス研修などでも同じような「見た目印象論」が大きな声で語られています。
ただ、実はコレ…ちょっと違うんですよね。
今回はこの身だしなみについて色んな角度から語ろうと思います。
※最初に結論を書きたいところですが、それだとTwitterで書けばよい話になってしまいますので最後に結論を書いてあります。別に広告を載せたいからとかが理由ではありません。…。
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先輩や上司が「身だしなみを整えろ」と言う本当の理由
入社して先輩や上司に言われる代表格のフレーズ。
「遅刻はするな」
「挨拶をしっかりしろ」
「身だしなみを整えろ」
これは社会人の方なら必ず一度は言われたことがあるでしょう。
今回はこの中でも「身だしなみ」についてなのですが、この身だしなみを整えるのってよくよく考えたら当たり前ですよね。
「何故身だしなみを整えるべきなのか…」
をたまに熱く語る方もいらっしゃいますがほとんどの場合
でっ!?
となりませんか(笑)。
少なくとも私はなりました、あまりにも当たり前すぎて。
特に接客業なら言われなくても分かるでしょう。
そんな当たり前のことなのに、
営業の新人には「取引先に失礼になるから身だしなみを…」、内勤の新人にも「誰が見ているか分からないから身だしなみを…」。
まぁ新人の営業に「身だしなみ」をうるさく言うのは理解は出来ます。たしかに「身だしなみ」ひとつで斬り捨てる人間もいますから。
ただ、何故これだけ「身だしなみ」が語られるのか。
ひとつはこれでしょう。
後輩・部下の管理。
社内で身だしなみがきちんとしていない部下を抱えた先輩・上司は、その上から部下を管理する能力を疑われますからね。
ですから、先輩や上司は身だしなみについてうるさく言います。
そしてこれをもっともらしくする為に人事部を通したり、もしくは人事部が率先して社内研修などでマナー講座を取り入れて身だしなみの話をしてもらいます。
つまりは、先輩や上司や人事などがその上から
「なんだあの格好は!」
と怒られないため、もしくは怒られてもちゃんと指導していたと既成事実を作るための彼らの処世術であります。
そして逆に言えば、あえて先輩や上司などを敵に回さないために「身だしなみを整える」ことは社内で生き抜くための処世術とも言えます。
ビジネス研修やマナー講座で身だしなみが語られる理由
さて、先輩や上司などが「身だしなみを整えろ!」という理由、だからこそ身だしなみを整える理由はお分かりいただけたと思います。
次に「何故、ビジネス研修やマナー講座で講師が身だしなみを語るのか」について書いていこうと思います。
講師ならもっと色んな理屈をこねくり回したことを語ることが出来るのに、どんな講師も必ず身だしなみについてはふれる。
まぁこれは簡単ですね。
早く結果が出やすいからです。
外部から講師を呼んで社内でするのも、社外で受けさせるのも経費がそれなりにかかる“研修”です。会社側としてもそれなりに何かしらの“結果“を求めます。
そんな時に“身だしなみ”の変化は最も早く・伝わりやすい結果なんですよね。
講師側としてはこれはやらない手はありません。
それほど見た目の変化・身だしなみとは即効性のあるもので、逆に言えばだからこそ身だしなみは大切だとも言えます。
ちなみに、このような研修を受けても大した見た目の変化がない人(特に新人)は人事部から必ず目をつけられるので処世術としても知っておきましょう。
また、次に「アパレル業界の戦略」についても書こうと思いましたが、これは「服を売るために身だしなみから〇〇〇」と誰しも想像つくと思いますので書くのを止めときます。
結論:社会人が身だしなみを整えるべき本当の理由
さて、結論を先に書くのではなく長々と色んな角度から「身だしなみ」について書いてきましたが、これは「身だしなみ」の重要性について先に触れておきたかったからであります。
身だしなみの重要性というよりかは処世術としての身だしなみですかね(笑)。
そしてここからが結論(本質)です。
身だしなみを整えるのは処世術としては使えます。
ただ、営業マンなどは身だしなみを整えるだけでは駄目です。
その一歩先の「興味を持たれる身だしなみ」を意識しましょう。
これが結論です。
つまり世間で言われている「身だしなみを整える」だけじゃ駄目なんです。
「身だしなみを整える」だけで営業マン売上が今より上がるほど現実社会はそんな甘くはありません。恐らく実際に体感している人も多いんじゃないでしょうか。
大事なことは、
身だしなみを整えつつ、興味を持たれることです。
それは、新人なのに高級腕時計をするでもいいし、珍しいカフスをするのでもいい、新しいアイフォンでもいいし、高級そうな文具を持つなど単純な事でイイ。
つまり興味を持たれそうな「高級」もしくは「珍しい」アイテムを身だしなみに付け加えたほうが良いということです。
出来ればオシャレであることが望ましいのですが、それはハードルが高いのであえて「高級&珍しい」というアイテムからにしました。
人は誰しも少なからず所有欲というのを持っています。
そして、人は人に対しても所有欲があります。
戦国武将が有能な人間を家臣にしたいように、人は何かしら目立つ人間を自分のもとに置いておきたい意識があるんですね。
なかでも拝金主義ではありませんが、人は高価なもの珍しいものを持ってる人には興味を抱きます。
ここをくすぐれない、理解の出来ていない営業マンはやはり売上を伸ばすことは出来ません。興味を持たれておりませんからね、売れるわけありません。
そしてこれは、内勤の方にも言えるわけです。
何か高級もしくは珍しいアイテムを持っていれば上司との話題の種にもなりますし、会話が増えれば親密度は正比例的に伸びますからね。社内で生き抜きやすくなるわけです。
何度も言いますが人は「高級」もしくは「珍しい」アイテムに興味を持ち、そしてその興味を持った人間を所有したくなります。
それは世間一般でいう「身だしなみを整える」だけでは一生たどりつく事のない人間の本質であることを理解しましょう。
これが上手く出来ていないのに売上が伸びていたり、可愛がられている方はもれず「容姿がイイ」か「会話が上手い」のいずれかでしょう。
しかし、これはもはや生まれつきの才能に近いものですので、この才能が無い方はこの路線しかありません。
大事なことは、
身だしなみを整えつつ、興味を持たれること。
「高級」もしくは「珍しい」アイテムを身だしなみに付け加える。
コレです。
ただ、これはあくまで新人などの若い方向けの話です、ある程度の年齢の方がきっちりしすぎると威圧感が出てしまいますので、その場合は多少の「ヌケ感」も必要になります。
まとめ。
やはり文章を書くのは難しいですね。
本当は修正しようと思いましたがちょっと面倒だったので止めときました(笑)。
イメージしていた伝え方と少し違いますが、簡単に言うと「身だしなみを整えるのは当たり前でそれだけでは足りない」って事です。
今後はもう少し文章を上手く書ける様に努力しながら、今回の様に「処世術」の観点を絡めつつビジネス論を書いていこうと思います。
ちなみに今回のオチはお分かりの通り。
今回書いたことはすべて“当たり前“のことです。
でっ!?というやつですね(笑)。
それでは。
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