こんばんは、戯言草々です。
スポーツ界の不祥事が連日報道されてますね。
レスリングのパワハラに始まって、日大アメフトタックルや最近のボクシング界の闇など。

今年は平昌冬季五輪から始まりロシアワールドカップなど、スポーツの面白さを再認識出来る素晴らしい年のはずだったんですが…とても残念です。
2018年は良くも悪くも“スポーツの年”と年末のTV特番等で語られそうでありますね。
さて、今回はそんなスポーツ関連について。本日の「ボクシング山根明会長、辞任表明」で話題になっているボクシング報道について思うことを書いていこうと思います。
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たしかに山根明会長は真っ黒の感じがしますが…
今回のボクシング界の不祥事(奈良判定、不正会計など)ですが、もちろん山根会長に重大な問題があります。本日公開されたテープレコーダーの内容だけでも、倫理的にも法律的にも問題になるでしょう。
ただ思うのは、あえてボクシング興行と言いますが、ボクシング興行とは切っても切れない闇の存在との裏付き合いを山根会長に任せて、その陰に隠れて甘い汁を吸っていたであろう人間にも大分問題があるだろうと。
これは私の知っている“とある業界”での話ですが、いまだに「地元の〇〇〇に挨拶に行く」「自慢話は〇〇〇の名刺を沢山持っている事」などなど、そのような裏の付き合いがある業界は今も多数存在しております。
それはテレビでコマーシャルを流すような新卒を大量募集するような企業でも。
そしておおよその場合、そのような裏付き合いは会社の中でも「とある1人」が担っていることが多いです。当たり前ですが会社として関わっていると銀行との取引などに問題がありますから。
ですので、このような「とある1人」は子会社の役員であったりする事も多いですね。すぐ関係性を切れるように。
まぁ何が言いたいかといえば、恐らくアマチュアボクシング界でそのような裏付き合いを長く引き受けてきた(自ら望んで)のが山根会長ではないのかなと。
誰もやりたがらないけど、いきなりその様な関係性を断つのには勇気がいる、であればとりあえず「山根明」を担いでおこうと……甘い汁も吸えそうだし。
そのような思いを暗黙にでも理事や連盟職員が共有していたんではないかと思うんですよね。
私の知っている“とある業界”などもそんな感じですから。
まぁこちらの場合は甘い汁を吸うというよりかは、ただ単に「だって色々と怖いし…」みたいな感情が支配してたりしますが(笑)。
そしてここからは下衆の勘繰り、戯言ですが…
これだけ証拠を押さえていたり、準備万端なのは…
これだけ準備をしているにも関わらず、すぐに告発に踏み切らなかった理由として「告発者数不足」「なるべく内々で処理したかった」など告発者側の言葉も理解は出来ますが、どうしても斜めに見てしまう自分がおります。
何となく制御が効かなくなった山根明会長ではなく、自分たちの意向を汲む人間をトップに立たせようという裏の力が働いているんじゃないのかなと。もしくは自分たちが「取って代わろう」という意識があるんじゃないかと。
その理由としては、告発者側の会見で「山根会長や理事の辞任」という決着は見えるんですけど、これは私が聞き逃している可能性もありますが連盟の体質改善(定款変更)などはあんまり見えてこないからです。
今後も同じような組織になりかねないボクシング連盟には、相撲の評議会と同じでは困りますが第三者がしっかりとチェックできる機能が必要だと思います。
そこら辺の新しい連盟の青図を語ってくれるのなら、告発者側の正義も信じられますがどうもそれは感じられないんですよね。
まぁ、これからそこら辺の事も報道各社が追及するでしょうし、日々頑張っているアマチュアボクシング選手達にとって良い環境になることを願います。
それでは。
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